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マイケル・プライド

チャプター2は長年に渡り自転車とデザインに携わってきたマイケル・プライドにより設立されました。幼少期にBMXを乗り始めたことに始まり、40年に渡り本格的に世界トップクラスの選手として、MTBのダウンヒル、クロスカントリー、そしてロードレースに打ち込んできました。

マイケルのバックグラウンドストーリーは大学で工業デザインを学んだことに始まります。その後建築を学ぶなど、計6年に渡りイギリスで学業に励みました。そして卒業後はフォスター・アンド・パートナーズやアエダスといった有名一流企業に勤務、そのフォスター・アンド・パートナーズ時代には、世界最大級かつ技術的にも最難関と言われた香港国際空港のデザインなどにも携わりました。

建築家として活躍する傍ら、セミプロとしてアジア南東部や北米を拠点にMTBのDH(ダウンヒル)とXC(クロスカントリー)に参戦、そしてこの頃ロードレースと出会い、本格的にのめり込んでいきました。

建築界で業績を残し2004年にはマイケルの父親が1970年に創業したスポーツ関連企業のニール・プライド・リミテッドに加わります。ニールプライドでは空力やカーボンファイバーを利用したハイテクスポーツ機材のデザインや開発に携わりました。ニールプライドは合成素材をいち早くウィンドサーフィンに採用するなど業界に革命をもたらした企業でもあり、同様に自転車界にもカーボン素材をいち早く導入しました。

マイケルはニールプライド傘下で2008年に自転車部門を設立、デザイン、研究開発、エンジニアリングの全ての責任者として、多くのレース常勝バイクを世に送り出しました。マイケル自身が数値流体力学や風洞実験を繰り返し行い技術と知識を蓄積、それらを活かして開発された自転車は、IDSA、レッドドット、IFアワード、シカゴ・アテナエウム・アワードなど多くの賞を受賞しています。

2013年と2014年、マイケルがデザインしたバイクはアメリカのプロコンチネンタルチーム、ユナイテッドヘルスケアに提供され数多くの勝利を掴み取りました。両年ともアメリカのプロレースで年間チャンピオンを獲得、アメリカの3大レース、ツアー・オブ・カリフォルニア、USプロチャレンジ、ツアー・オブ・ユタなどでも多くのステージ勝利を挙げました。2015年にはビューラSLを駆るエリック・マーコットが全米クリテリウム選手権で勝利、3年間に渡りマイケルのデザインしたレースバイクが、スプリントから山岳、クリテリウムに至るアメリカの様々なレースシーンを席巻しました。

2015年にマイケルは自らの可能性と新たな挑戦に向けてニールプライドを離脱、そしてチャプター2を立ち上げ、デサインと開発を再びグラウンドゼロからはじめました。そして2年という歳月をかけ、コンセプトだったものが遂に現実のものとなりました。マイケルの卓越したデザインセンスとクオリティーコントロール能力が確約する最高のパフォーマンスと品質、そして生み出されたのがTERE(テレ)です。

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